防災をきっかけに地域とつながるソラーナつゆはし(名古屋市中川区)

災害時に子どもたちの命を守り切るために

ソラーナつゆはしは、今年初めて学区の防災訓練に施設長が参加するなど、地域とのつながりを深めるり組みを進めています。

防災訓練を毎月行う中で、公園や散歩などの出先で被災したら私たち保育士だけで子どもたちを守り切れないかもしれないと気づいたことがきっかけでした。園にすぐに戻れないこともあるかもしれないし、一旦避難させてもらえるならその方がいい場合もあるかもしれない、そのためには・・・、と考えた結果、地域のみなさんにもっとつながらなくては、と思うようになりました。

防災士の資格を持った施設長

そう話すのは施設長の宮波愛子。今年の8月に産休に入った前任者に変わって施設長を務めています。リーダー(副主任)時代には防災士の資格を取得し、園の防災推進にも力を入れてきました。避難先で子どもたちがしばらく時間を過ごすことを予測して避難持ち出しリュックの中に絵本や小さなおもちゃを追加したり、園にとどまった方が安全なケースも含めて想定したり、避難先で食物アレルギーのあることがわかるようなビブスを用意するなど、ソラーナつゆはしでは園全体で防災対策を進化させています。

きっかけは園児の歯科健診

歯科健診を毎年お願いしている嘱託医の先生が、町内会長さんを紹介してくれたことがきっかけで、ソラーナつゆはしは横堀町内会の一員に。防災訓練ではいっしょに消火訓練をしたり、煙の中からの脱出訓練をしたりしながら、学区内のいろいろな方と交流することができたそう。保育園のことを認知してもらうのと同時に、地域の方々のことを知る絶好の機会になったようです。

親切な町内会長さん

生まれも育ちも横堀町内という会長の冨田和仁さんは、とっても優しいお人柄で話しやすい方。就職や結婚で一時は地元を離れたものの、実家に戻ってからは町内会の重職を歴任されています。これまでなかなか園内にお入りいただくことはありませんでしたが、これからソラーナつゆはしのことももっと知っていただいて地域に愛される保育園を目指していきたいと思いました。

ソラーナつゆはしの事務所にて。子どもたちが午睡中だったので、ガラス越しに保育室内をご覧いただきました。
左)町内会長冨田さん 右)施設長宮波

町内会長冨田さんの息子さんは、近隣で飲食店を経営されています。アポなしでテレビ取材が来るほどの人気店ですが、おやつ券を販売するなど地域の子どもたちの居場所にもなっているそうで、親子で地域に貢献されています。

取材日:2025年12月16日