フィロスでは使用済みオムツは園で処分

https://news.yahoo.co.jp/byline/shirakawatoko/20220315-00282672
https://news.yahoo.co.jp/byline/shirakawatoko/20220329-00287859

オムツのサブスクリプションサービスのBABY JOBの代表の対談記事がありました。

フィロスでは2022年度2つの園でオムツのサブスクを導入します。
(ゆめの樹保育園はつだいとゆめの樹保育園なりたにし)

こちらの記事で話題に上がっているのが、使用済みオムツをなぜ園で処分をしないのかという内容です。

結論:フィロスでは全園処分しています!

かれこれ2〜3年前のことだったと思います。

オムツを持って帰ってもらうことが当たり前だった保育業界。

フィロスは新しい法人ですが、他の園で経験してきた保育士が集まってスタートしています。

つまり、他の園でやっていたことを取り入れながらスタートしていくわけです。

当たり前のようにオムツを持って帰ってもらっていました。

では、なぜ保育業界がオムツを持って帰ってもらうのでしょうか?

理由:我が子の健康管理のため

理由は我が子の健康管理のためと言われています。

排尿、排便の回数。

そしてその質。

では本当に保護者は確認するでしょうか?

保護者はそのままゴミ箱へポイっ!

みなさん冷静に考えてくださいね。

使用済みの臭うオムツが入った袋を開けて確認したいですか?

しかも、子どもの体調が良好な時に。

私なら絶対に見ないと思うんです。

保護者もそうですよね。

なので、持ち帰ってもらう意味を成していないのです。

園で処分することでのメリット

誰も確認しないものの振り分け作業がなくなる

先ほどオムツを持ち帰ってもらっていた理由を書きました。

「保護者に確認してもらうため」

でも実態は誰も確認しない。

そのために保育士は個人個人のオムツを振り分けるわけです。

非常に無駄な作業ですよね。

園で処分すれば、一つのゴミ箱に捨てるだけですから。

持ち帰りオムツを間違えるリスクもなくなる

みなさん違う子の使用済みオムツを持たせられたらどう思いますか?

不快だと思います。

細心の注意を払いますが、間違える可能性はゼロではない。

これはデリケートな問題で、保育士としては気を遣うことですよね。

ゴミの処分量の増加による費用増加

園でオムツを処分するにはゴミを処分するための費用が増加します。

事業用のゴミは処分量に応じて金額設定があります。

そのため、使用済みの重量のあるオムツはゴミの重量を増加させます。

なので園の費用負担は増加します。

しかし、メリットの方がフィロスでは大きいと判断し導入しました。

保育は変わるもの

保育を大きく捉えると、変わるもの、変えないものがあります。

使用済みオムツをどうするかについては変えてもいいものですよね。

しかし、子どもの排泄物による健康観察は変わらずしなければならないこと。

「そもそも」という問いかけをしながらフィロスではこれからも様々な変革をしていきたいと思っています。

もちろん変えてはいけないことを見極めながら。

行事の考え方も変えてきた

最後に行事に関する考え方もフィロスでは設立10年までの間に変わってきました。

その上で各園の実践に違いがあります。

ぜひ現場にお越しいただき行事に関する考え方を感じ取ってもらえたらと思います。

お気軽にお問合せください。