フィロスが育てたい子ども像とは?
今回はフィロスが育てたい子ども像のお話をします。
しなやかでたくましい人
フィロスではいつの時代も生き抜ける、
「しなやかでたくましい人」
に保育を通して成長してもらいたいと思っています。
なぜこのような人になってもらいたいかは30年後の日本の未来を考えてみると皆さんも納得してもらえるのではないでしょうか?
フィロスが見ているのは30年後の未来
皆さん30年後(2050年)はどんな社会になっているか想像したことはありますか?
そして「2050年問題」というキーワードを聞いたことがありますか?
まとめられた記事がありましたので、そちらも是非参考にしてみてください。
https://www.teigen2050.jp/pages/2110811/2050
大きく分けると以下の2つの問題を考える必要があると思っています。
人口減少+超少子高齢化の影響
日本は世界でも注目されている人口減少+超少子高齢化社会の問題を抱えています。
これは皆さんも聞いたことがあるでしょう。
では具体的にどれくらいの数字になるか知っていますか?
人口は今の1億2800万人→1億人に減少する
人口は今から約20%少なくなります。
これは結構大きな問題です。
北関東より北に住んでいる人が全員いなくなるような規模感となります。
そうやって聞くと人口減少の規模感の大きさもわかりやすいのではないでしょうか?
高齢化率は約25%→約38%に増加
人口減少に加え、高齢化も進みます。
つまり、働く人(生産労働人口)の数もかなり減少するわけです。
12800万人時代の25%以外の人の数=9600万人
10000万人時代の38%以外の人の数=6200万人
この中には中学生以下の人数も含まれていますが、3000万人ほど少なくなります。
今の経済活動を維持するには
この人口減少+少子高齢化の進行に立ち向かうには大きく2つの方法があると考えます。
①AIやロボットなどの人以外のものを活用する
「AIが人の仕事を奪う」のようなキーワードを聞いたことがあるのではないでしょうか?
逆に日本の経済を維持するにはむしろ活用しなければならないのではないでしょうか。
AIやロボットにはできないことを人が行い、AIやロボットが得意なことは任せる。
奪われる。どうしようではなく、うまく活用していくということがこれからの時代には必要な能力になるのです。
②日本人以外の外国人を活用する
また、すでに技能自習生などで外国人が介護現場や工場などに来ています。
このように外国人と一緒になって物事を進めていくことがこれからの時代は必要になると考えています。
これまでは島国のためあまり外国人と一緒に物事を進める機会もなかったのが日本です。
しかし、コンビニでもほとんどの店舗に外国人の方が勤務している時代になっているのです。
多文化共生、多様性を受け入れられる能力も必要になると考えています。
いつの時代も生き抜けるしなやかでたくましい人を育てる
日本の置かれている状況というのを考えると、しなやかに、その時々に応じてたくましく生き抜ける人を育てる必要があるとフィロスでは考えているのです。
そのために、「やりたい!たのしい!子どもが主役」というスローガンを掲げ、
自主性と自己肯定感の土台を育むことを大切に日々保育を行っています。
「保育で日本のミライをつくるんだ!」と信じている方と一緒に、
目の前の子どもたちにとって良いことは何か追求していけたらと思っています。
ぜひお気軽に見学にいらしてください。
各園一生懸命子どもと向き合っていることをお伝えします。

社会福祉法人フィロス理事兼経営企画室長
採用に関すること。
保育所運営に関すること。
研修に関すること。
働きやすさに関すること。
こんなことをやっています。